#IoT製品のバックエンドサーバレス構築
シーズさんを選んだ理由は、
KAMEKER SENSINGブランドの理念に共感してくれたこと。
亀岡電子株式会社https://www.kameokadenshi.co.jp/
亀岡電子株式会社は、1981年京都府亀岡市に設立されたセンサメーカーです。
確かな技術と品質で、近接センサ・マイコン搭載の電気特性検査器と制御器の開発、設計、製造、販売を手がけており、現在はKAMEKER SENSINGというブランドを立上げて「水を知る 水を知らせる」「センサ技術で安心安全な社会づくりに貢献する」をモットーに IoTデバイスの自社商品も展開しています。
そのひとつ「KAMEKER3」は、水を検知すると浸水情報をLINEで知らせてくれるセルラー通信式浸水検知センサで、弊社はバックエンド部分のインフラ設計及びサーバレス開発を担当させていただきました。
KAMEKER3:https://www.kameokadenshi.co.jp/kameker2/
※こちらのWebサイトも弊社で制作いたしました。
当時「KAMEKER」の開発を進める中で、デバイスが検知した信号をLINEに送る際の通信手段をどうするかが大きな課題となっていました。
もともと弊社には、ワイヤレスで水害を検知できるタイプの「ワンワンセンサー」というサービスがあって、より広い範囲を検知するためにインターネットを介した通信にしようと考えたのが「KAMEKER」誕生のきっかけです。
しかし、センサ会社の我々にとってインターネットの分野は完全に未知で、社内だけではなかなか解決できませんでした。
シーズさんにお会いしたのは、弊社がサテライトオフィスを構える京都リサーチパーク(KRP)内の交流イベント「つながらナイト(https://www.krp.co.jp/goconc-event/detail/2782.html)」がきっかけでした。偶然にもシーズさんのオフィスもKRP地区内で、このイベントのホストであるKRPの田島さんが「なにか起きそう!」と言いながらシーズの原口さんを紹介していただいたのですぐに辿り着くことができました。
他の企業に比べ、シーズさんは初回の打ち合わせから親しみやすい雰囲気だったので相談しやすそうだなと感じたからです。AWS認定のプロフェッショナル資格を持つエンジニアさんが何人も在籍されていますし不安もありませんでした。
そして何よりKAMEKER SENSINGブランドの理念に共感してもらえたことが一番大きかったです。
そう思います。一緒に情熱をもって取り組んでいただけると感じました。
御社の西垣社長も「社会貢献になる事業だから是非やりたい」と言ってくださったそうですし。
利用を開始してすぐ、相談のしやすさとレスポンスの早さに驚きました。
シーズさんとはチャットツールでやりとりしているんですが、メールだと1日かかりそうな返信を10分くらいで返してくれるときもあって非常に助かっています。
もう一点は、我々の要望に対して期待以上の成果で応えてくれるところですね。
「これは難しいだろうなあ」と思いながら相談した内容も、軽いタッチで「できますよ~」と言ってくれるので「この人たち何でもできるやん!」と思いました(笑)
そのおかげもあって「KAMEKER」の可能性が一気に広がりました。
正直、発売までもっていけたかどうか分からないです。
もっていけたとしても、できることが限られたシンプルなサービスになっていたと思います。
私が前職で大手ベンダーさんにお世話になったとき、ちょっとしたシステム改修でびっくりする値段を言われたことがあったので予算的にも不安でしたが、AWSのマネージドサービスを利用することでかなりの低コストを実現してくれました。
はい。そういった最新のアーキテクチャ技術も我々は知らなかったので、シーズさんに教えていただいて助かっています。
「KAMEKER3」を実現したので、次は土砂災害を検知するセンササービスにも挑戦したいと考えています。
中小の企業ならではの強みを活かしニッチでスポット的に刺さるようなサービスで、社会貢献ができてかつ商売も成り立つような自社製品を生み出したいと思っています。
シーズさんに出会えてなかったらここまでのサービスはできなかったと思います。
Webやインターネットは我々には分からない世界なので、当初は「システムなんてうちでは作れないんじゃないか」と諦めていたところもありましたが、シーズさんのご協力があって実現することができました。
次の新商品のシステム開発も考えているので、是非そちらもお願いします。
ありがとうございました!