株式会社帆風様のロゴ

株式会社帆風 様

「もっと早く、もっと確かに」チェック工程の自動化で、お客様への価値提供を再定義

株式会社帆風様は、印刷技術を中心に、企画・デザインから制作、製本、発送までを一貫して手がける総合印刷企業です。
東京都内を中心に複数の拠点を構え、24時間体制の生産体制とデジタル印刷技術を活かしながら、小ロット・短納期のご要望にも柔軟に対応されています。
印刷物の品質はもちろん、お客様の「想いをカタチに」するという理念のもと、販促や業務支援に貢献する多彩なサービスを展開。近年では環境配慮にも積極的に取り組まれ、FSC®認証などの取得を通じて、持続可能な印刷のあり方にも注力されています。
シーズでは、印刷データチェック工程の自動化とプロセス再設計を目的としたシステム「ロボチェック」の開発・導入支援を担当させていただきました。

今回は、導入をリードされた株式会社帆風のご担当者と、開発を支援させていただいた株式会社シーズのメンバーによる対話形式で、プロジェクトの背景や効果について振り返ります。

・バンフーオンラインショップ|ロボチェックサービス:https://www.vanfu.co.jp/lp/robocheck/

実施項目

  • 自動データチェックシステムの構築
  • チェックプロセスの高速化と再設計
  • 現場運用に合わせた柔軟なUI対応

課題

  • 人に依存したチェック工程のボトルネック化
  • 正確さとスピードの両立への限界
  • 顧客価値を高めるための業務再構築

シーズを
選んだ理由

  • 印刷業務への理解と専門性
  • 意図をくみ取る提案力と対応力
  • 現場目線の開発姿勢と信頼感

株式会社帆風様のオリジナルプリント商品棚の前での撮影

(右から)株式会社帆風 EC事業本部 次長 牛村和広さま、EC事業本部 データサポート課 課長 森永智仁さま
(株式会社シーズ インタビュアー / 和田康汰、小國寿将)

導入前に感じていた、チェック工程の限界と「その先」の課題

帆風

「もっと正確に、もっと早く」。これは私たちが業務の中で常に掲げてきた目標です。
印刷物は完成品である以上、チェックミスは許されませんし、納期も厳守しなければなりません。正確さとスピードを同時に満たすというのは、現場にとっても大きな負荷でした。

シーズ

初回のお打ち合わせで「プロセスそのものを変える必要がある」というお話が出たとき、すごく印象に残ったんですよね。
ツールの導入ではなく、根本的な見直しを検討されていた。その課題感の深さに、私たちも力になりたいと思いました。

帆風

チェック作業については、以前はオペレーターによる目視確認が中心で、最大24時間かかることもありました。もちろん、担当者それぞれが丁寧に対応してくれてはいましたが、
そもそもそのやり方では、スピードも安定性も再現性も限界があると感じていました。

帆風

いわゆる“属人化”というよりは、人の手を介さないと進まない設計そのものが課題だったんですよね。
だからこそ、「この作業は本当に人がやるべきなのか?」という視点で、業務を分解・再設計する必要性を感じていました。

帆風

私たちが本当に実現したかったのは、より正確で迅速なデータチェックを通じて、お客様への提供価値をさらに高めること。
そのためには、人手に頼るやり方から脱却し、システムとしての仕組みでチェック工程を支える体制が必要だと考えました。

シーズ

そこでロボチェックの仕組みが登場するわけですね。自動化によってチェック時間が最短5分程度にまで短縮されたのは、まさにプロセス変革の成果だと思います。

なぜ、開発パートナーにシーズを選んだのか?

帆風

もともとVanfu Online Shopなどの開発をお願いしていた流れもあり、シーズさんには業務内容をよく理解いただいているという信頼がありました。
印刷業界特有のルールや工程ってありますが、そこを共有する必要がないのは大きな安心感でしたね。

シーズ

ありがとうございます。帆風様とは以前から継続的に関わらせていただいていましたが、今回のようなチェック工程の再設計は新しいチャレンジでもありました。
これまでのご縁に加えて、さらに踏み込んだ形で業務改善をご一緒できたのは、私たちとしても非常にありがたい機会でした。

帆風

「話が早い」と感じる場面も多くて、細かいニュアンスもくみ取って提案してくださるので、やりとりがスムーズなんです。
開発だけでなく、運用や改善まで含めて相談しやすいというのも、長く付き合えるパートナーだと感じる理由のひとつですね。

帆風

レスポンスも早いですし、こちらのチームが動きやすいように配慮してくださっていて、いつも助かっています。

導入して感じたメリットとは

帆風

まずやり取りがすごくスムーズになりました。こちらの要望の背景まで理解したうえで提案していただけるので、「こうしてみたら?」という返しも的確なんです。

シーズ

いえいえ、我々としては「その提案が現場でちゃんと意味を持つかどうか」が常に気になっていたので、フィードバックをいただきながら柔軟に変えていけたのはありがたかったです。

帆風

提案のスピードもそうですが、こちらのチームが動きやすいように設計してくださっていたので、現場のメンバーからも好評でした。「ちょっとしたことなんだけど、助かるね」っていう声が自然に出てくるんです。

もしシーズに依頼していなかったら?

帆風

おそらく今のような改善サイクルは生まれていなかったと思います。
やっぱり「安心して任せられる」という感覚がないと、新しいことに踏み出すのって難しいじゃないですか。

帆風

そうですね。細やかな部分も含めて、私たちが“気にしなくていい状態”をつくってくださったからこそ、もっと前を向いた動きができるようになった気がします。

Webサイト「バンフーオンラインショップ」のロボチェック操作画面のキャプチャ

バンフーオンラインショップのロボチェック操作画面

運用フェーズに入って見えた“次のステップ”

帆風

「運用が軌道に乗ってくると、今度は「もっとこうしたい」という声が現場から上がってくるようになりました。
それって、システムに対する期待値が上がっている証拠なんですよね。

シーズ

その変化は私たちにとっても嬉しかったですね。「不満」じゃなく「希望」が出てくるのって、システムが現場に定着している証なので。

帆風

実際、データを確認する工程が整理されたことで、他の業務にも視野が向けられるようになったんです。「もっと広げていきたい」という気持ちが自然に出てくるというか。

インタビュー時の様子

導今後の展望と、さらに目指す改善

帆風

今後は対応商材や機能面でのさらなるサービスの拡張を進めたいと思っています。
それだけでなく、もっと日常の中で「使いやすい」「助かる」と感じてもらえるような、細やかな改善も積み重ねていきたいです。

シーズ

そういった“肌感覚のフィードバック”を受け取れるのも、信頼関係があってこそだと感じています。今後もぜひ、改善を一緒に楽しめる関係でいたいですね。

最後に、シーズメンバーへのメッセージ

帆風

現場と同じ目線で並走してくださる姿勢に、日々感謝しています。
シーズさんには、開発・運用の両面で多大なご尽力をいただきました。
これからも引き続き、よろしくお願いいたします!

〇〇前で撮影
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