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シーズ社員旅行2018ver.(DAY2)

2018/10/24

こんにちは、企画サービス事業部の庄瀬です。

前記事でご紹介した今年度のシーズ社員旅行ですが、本記事では続編(2日目)を更新しました。

<広報ブログ>

☟「シーズ社員旅行2018ver.(DAY1)」参照

http://seeds-std-pr.blogspot.com/2018/10/2018verday1.html

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ホテル「SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE」で朝食を食べ終えたシーズ一同は、「三段壁洞窟」に行きました。

三段壁

三段壁洞窟の波打ち際

平安時代の内乱、源平合戦で活躍した熊野水軍が船を隠した場所として有名な洞窟です。当日かなり悪天候でしたが、その分洞窟で見られた波打ち際の様子は荒々しく見応えがありました。

また、洞窟内には牟婁大辯才天が大黒天、毘沙門天に十六童子を従えたパワースポットがあり、どんな願いも叶うと言われています。シーズの皆は、一体何をお願いしたのでしょうか?

次に、和歌山で生まれた博物学の巨星、南方熊楠(みなみかた くまぐす)が残した文献や標本類などを展示している「南方熊楠記念館」を見学しました。

南方氏は、菌類や粘菌の研究者として知られているほか、地域の自然保護にも力を注いだエコロジストの先駆けとしても注目されている学者です。

この記念館は、スタッフ数名からリクエストがあり行くことに決めました。去年3月に新館がリニューアルオープンし、白を基調としたお洒落な建物が特徴的です。展示物の見せ方も凝っていて、南方氏を知らないスタッフたちも楽しく学ぶことができました。

南方氏の世界一長い履歴書

館内には、菌類や粘菌が実際に鑑賞できるコーナーがあったり、南方氏の生涯を時系列で紹介しているところもありましたが、中でも約8mもある長い履歴書の展示物にはスタッフ全員が驚いていました。

これは、南方植物研究所設立の資金集めのために執筆されたもので、世界最長の履歴書と言われています。約58,000字も書かれているので全ては読み切れませんでしたが、「綺麗な字だな~」という感想が多かった気がします(笑) 確かに、南方氏の文献はどれも定規を引いたように真っすぐとした綺麗な字体なので、几帳面な性格だったのかも?という想像が膨らみました。

そして、朝から2ヵ所の観光名所をまわり、お腹が空いてきたところで「とれとれ市場」に向かいました。

市場入口

獲れたての鮮魚が食べられるほか、店舗内ではマグロの解体ショーも披露してくれる海鮮マーケットです。

施設内の活気と熱気

中に入ると、どの店も活気があって「さすが市場、賑わってるな~」といった様子。美味しそうな食材ばかりでつい目移りしてしまいます。

ここでお土産を買うスタッフたちも多く、キチジ(キンキ)やアカムツ(ノドグロ)など、スーパーではあまりお目にかかれない珍しい魚を注文している人もいました。ご家族で食べる約束らしく、家に帰ってからも楽しみがあるっていいですね~!

市場でリュックお腹も満たされたところで、最後は「湯浅醤油」の工場見学を行いました。

湯浅醤油(有)

ここ湯浅町は醤油発祥の地として有名な場所で、日本遺産にも登録されています。到着したとたん、醤油の香ばしい香りがしてきました~

杉の大樽

杉樽の真上

製造現場

湯浅の醤油は、直径2~3mの杉樽を使った昔ながらの手づくり製法でつくらていて、出来上がった醤油を瓶に注入する作業以外は、従業員の方が全て手作業で丁寧に行っているんだそうです。新しい技術がどんどん生み出されるこの時代に、伝統の味を大切に守り続けている現場を見せていただき、とてもいい経験になりました。また、普段口にしているあの醤油が、どんな仕組みでつくられているのかを知れて良かったと思います。

見学の後は、お店で売っていた醤油アイスを皆で食べてみました。キャラメル味のような甘さでなかなか美味しかったです。

心に残る思い出の写真

湯浅工場で集合写真

・・・ということで、今年も無事に社員旅行を終えることができました。

次は台湾に行こう!という意見もありますが、さてどうなるでしょうか?来年も楽しみです。

以上、シーズ社員旅行2018ver.日記でした。