クラウドソリューション事業部インフラエンジニアの上野です。
最近、面接官として採用活動に携わることも多いのですが、その中で実感することは「多くの人がインフラエンジニアという職種をはっきりイメージできていないのではないか」ということです。
- プログラマー ⇒ コーディングしてアプリケーションを作る人
- デザイナー ⇒ デザインする人
- インフラ ⇒ 何かシステムの土台を作っている人・・・?
プログラマーやデザイナーはイメージが湧きやすいようですが、インフラエンジニアに対しては、ふんわりとしたイメージを持たれているようです。
そこで、今回はシーズのインフラエンジニアとはどういう職種であるか書いていきたいと思います。※あくまでシーズのインフラエンジニアという括りです。
インフラエンジニアとは
そもそもインフラエンジニアとはどういった職種なのでしょうか。wikiで調べてみました。
情報システムの構成要素には様々な技術が使用されているが、H/W、仮想化、OS、ネットワーク、ミドルウェア、セキュリティといった基盤となる領域を担当するのがインフラエンジニアである。 出典:
なるほど、つまりアプリケーション以外を担当するエンジニアですね!一口にインフラエンジニアといっても、その中には
- ネットワークを専門とするネットワークエンジニア
- サーバー基盤を専門とするサーバーエンジニア
- セキュリティを専門とするセキュリティエンジニア
など、細分化された職種があります。そいういった人たちをまとめてインフラエンジニアと呼んでいるのです。
シーズのインフラエンジニアのお仕事
それでは、シーズのインフラエンジニアとはどういったお仕事なのでしょうか。大きく分けるとこのような業務を担当しています。
- AWSなどのクラウド上で動いているシステムの運用管理
- AWSでお客様が運営されているサービスのバックエンド(AWS関連)の運用サポート
- 自社サービス(acCloudやデカメール)の運用管理
- データセンターに設置されているお客様のオンプレミスサーバーの運用管理
- 新規案件のインフラ関連の提案や構築(オンプレミス/クラウド両方)
- 社内のネットワークや自社サーバーの運用管理
シーズの場合、ネットワークエンジニアやサーバーエンジニアのように細分化されていないので、インフラと呼ばれるところ全般を対応しています。
より具体的に言いますと、
- ルーターなどのネットワーク機器の導入
- 沖縄のデータセンターでVMwareの仮想環境の置き換え
- オンプレミス環境からAWSへの移行
- 社内のLANケーブルの配線
- CTO兼事業部長 原口が飲んだ空き缶を片付け(←!?)
なと、インフラエンジニアの業務は非常に幅広く、プログラム以外でITに関連するところは基本的にインフラエンジニアが担っているイメージです。
インフラエンジニアのここが魅力
シーズの場合は、システムを提案するときにインフラを含めて提案することが多く、必然的に社内の色々なチームと仕事を一緒にする機会が増え、且つ幅広い案件に携わることができる職種です。
また、システムは作れるけどインフラはちょっと・・・というお客様とお仕事をしたときにものすごく頼りにしていただけるので、モチベーションアップにつながっています。
そして個人のキャリア形成としても、インフラエンジニアはプログラマーに比べ絶対数が少ないので、習得すると希少な存在として強い武器になると思います。
インフラエンジニアのここが大変
インフラはシステムの基盤となる部分であり、ちょっとした設定ミスなどがあると即時障害に繋がることがあります。そのため作業は慎重かつ正確に行う必要があり、緊張感のある作業が求められます。
また、お客様のシステムを24時間体制で運用・監視しているため、夜間休日を問わず障害が発生した場合は即時対応できる必要があります。土日祝日は交代制をとっていますが、出かけるときもPCは手放せない生活です。
インフラエンジニアの今後について
シーズのインフラエンジニアについて簡単に書いてみましたが、これからどうなっていくのでしょうか。
AWS、GCP、Azure といったクラウドサービスの台等により、時代はオンプレミス(物理サーバ)からクラウド上のマネージドサービスへどんどん移り変わっています。サーバレス化も進んでおり、インフラエンジニアがサーバを構築したり、ネットワーク機器の設定を直接行うことも減ってきているのが現状です。
もちろん今までのようにオンプレミス環境でのサーバやネットワークの構築といった案件がゼロになることはありませんが、数としては確実に減ってきています。一方でクラウドに関する需要は伸びており、事業としてはこの流れにのるべきと考えています。ちなみに、シーズでもAWSに特化したクラウドインテグレーションサービス「acCloud」を展開し事業拡大を行っているところです。
我々インフラエンジニアもその変化についていかなくてはならず、インフラエンジニアからクラウドエンジニアと呼ばれるものにシフトチェンジしていく必要があると考えております。そのため、シーズではインフラエンジニアは入社後にAWSの資格試験を取得しています。
さいごに
今回はシーズのインフラエンジニアについて紹介いたしました。世間でいうインフラエンジニアとは少しずれるところもあるかもしれませんが、少しでもインフラエンジニアというお仕事のイメージが伝われば幸いです。
このようなお仕事をしている我々ですが、現在一緒に働いてもらえる方を募集しています。選考の他、気軽にお話しできる「座談会」も開催しておりますので、是非お越しください。
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