物理からクラウドへ、サーバ大移行計画

こんにちは。
クラウドソリューション事業部の和田です。

シーズではacserverをはじめとし、社内向けのシステムなど多くの物理サーバを利用しサービスの提供を行ってきました。
しかし、あるきっかけからこれらの物理サーバをクラウドサービス(AWS)へ移行し、昨年8月末にデータセンターからの撤去を行いました。
今回は普段の技術ブログとは少し違った内容になりますが、我々クラウドチームの戦いの記録とともにどのような変化があったかなども書いていきたいと思います!

移行決意のきっかけ

そもそもなぜ、大量の物理サーバをAWSへ移行しよう、という話になったかと言いますときっかけ自体は今まで利用していたデータセンターの閉鎖の連絡でした。この連絡を受け、物理サーバでのサービス運用について改めて社内で検討を行いました。
・近年AWSをはじめとするクラウドサービスが急速に発展している反面、物理サービスの利用機会が減少しているということ
・2020年4月にAWSアドバンスドコンサルティングパートナーに認定されている実績を活かし新規案件はAWSを主軸としていること
などの理由から、この機会に一気に物理サーバをAWSへ移行してしまおう!
ということで物理サーバ大移行計画が始動しました。

いざAWSへ

AWSへ移行しよう!と決めたはいいものの移行対象となる物理サーバは 50台ほど。全体の計画で最も時間がかかった箇所であり、一番思い入れがあるフェーズでもあります。つまり細かく書いているとブログが5本立てくらいになってしまうのでめちゃくちゃ簡略化して移行の流れをご説明します。

〜移行の流れ〜
1. サービスをご利用いただいているお客さまへの通知とお打ち合わせなど
2. AWSへ新規サーバ構築、データ移行
3. いざレコードの変更を行いサーバ切り替え
4. 旧サーバ停止

と、別段特殊な作業はありませんが、このような流れで一台一台移行していきました。
移行してきたサーバの中で個人的に一番大変だったのはネームサーバでした。
物理→AWS Route53へ移行したのですが、レコードの切り替えは少しでもミスがあると一発でサイトが見られなくなるのでとても神経を使いました…

物理サーバとの別れ

そして昨年8月29日夜、停止した物理サーバを撤去するためクラウドチーム全員がオフィスに集合し、CTOがオフィス近くのケンタッキーで買ってきてくださった大量のクリスピーをご褒美に深夜の撤去作業が始まりました….

そして10月、撤去したサーバを業者の方に引き取っていただき、こうして多くのご理解とご協力をいただきクラウドチームの物理からクラウドへの大移行計画は無事に完了いたしました!


移行を終えて

今そのブログを書くにあたって色々思い返すことが沢山あり、大変ではあったもののとても良い経験になったと改めて思います。
まとめとして移行を終えて思ったことをいくつか箇条書きで書いておきます。

・保守、障害対応が圧倒的に楽になった(再起動でデータセンターに走らなくても良くなった)
・コスト面などを考慮しEC2ではなくLightsailで構築を行ったため、ほとんどのケースで月額費用が下がった
・移行のタイミングでPHPなどのミドルウェアバージョンを上げるなどの対応を行うことができ、古いサーバで長らく対応できなかった部分を改善できた
・サーバ構築とAWSに関する知識をより深めることができた。

最後に、弊社では物理からクラウドへの移行なども含め様々なAWSに関する相談会を無料で開催しております。
オンライン形式でも対応しておりますので、お気軽にご連絡いただければと思います!

https://www.seeds-std.co.jp/accloud/aws_consultation_mtg