f:id:seeds-std:20191016131408p:plain

はじめに

みなさま、こんにちは。

WEB事業部の李です。 どうぞよろしくお願いいたします。
最近、タピオカにハマっています。
美味しいタピオカを探しております。

さて、Amazon QLDB(以降、単に「QLDB」)が東京リージョンに対応しました。
面白そうなので、ドキュメントを読みつつ、触ってみました。
本日は、QLDBの、この機能いいなと思った感想を書きたいと思います。
※機能面の詳細については、別の機会に書きたいと思います。

QLDBの紹介

まずは、QLDBってなんだ!というところですが、
ざっくり言うと、中央集権的な台帳サービスです。

例えば、データベースに履歴情報を格納して、アプリ側でそれを検索したり、
新たに登録や更新があれば、過去の改竄が無いようにデータを挿入していくといったことをしたい場合があるかと思います。

そんな時に、DB側でその保証を約束してくれるような構造になっていれば楽なのになと、毎回思ったりしますが、
QLDBは、まさにそれを実現してくれるソリューションとして登場したように感じます。

Q: Amazon Quantum Ledger Database とは何ですか?

Amazon Quantum Ledger Database (QLDB) は、台帳管理専用データベースです。
アプリケーションのデータに生じたすべての変更に関する、完全で暗号的に検証可能な履歴を提供します。

よくある質問 – Amazon QLDB | AWS

また、開発者ドキュメントのチュートリアルでは、
自動車とその所有者の所有履歴を管理する台帳を例で挙げられていました。
世の中履歴データだらけなので、自動車以外にも対象はかなり多そうです。

docs.aws.amazon.com

ユースケースとして、金融や小売での利用が紹介されてました。

・金融

銀行では多くの場合、顧客の銀行口座間のクレジットカードおよびデビットカードによる取引などの重要データの追跡に一元管理台帳的なアプリケーションが必要になります。
複雑な監査機能を持つカスタム台帳を構築する代わりに、QLDB ですべての金融トランザクションの正確かつ完全な記録を簡単に保存できます。

・小売 & サプライチェーン

小売業では、製品原産地や出荷製品の品目数、出荷先、出荷担当者など、製品サプライチェーンのあらゆる段階に関する情報にアクセスしなければならないことが多々あります。
QLDB を使用すると、製品がどの物流局面にあっても在庫および物流に関する完全な履歴を確認し追跡できます。

↑どちらも有用そうです。

特徴

さて、QLDBは下記のような、特徴があります。
・フルマネージドであること。かつ、サーバーレス(->自動スケーリング)。
・すべての変更が透過的で、イミュータブルであること。
・トランザクションログが、暗号的に検証可能であること。

aws.amazon.com

アプリ開発の時には、JAVAのドライバーが用意されていますので、下記のチュートリアルをご参考ください。

docs.aws.amazon.com

この機能いいなと思った感想

さて、色々便利そうで、素敵な機能があるのですが、
その中で、個人的にこりゃ便利だなと思った機能を二点あげたいなと思います。

改竄出来ないDBであること

新規だろうが、更新だろうが、削除だろうが、全て履歴に残してくれます。
また、その時々のメタ情報を残してくれますので、アプリ側で云々する必要が無いです。
ちなみにミスった操作も、全て保存され、かつ検証可能です。
※誤操作や誤情報を登録しないようなフローや制限などはアプリ側で考慮は必要です。それらも全て記録されますので、その辺は仕様によります。

PartiQLでクエリ可能であること

sqlチックな言語で、保存されたデータをクエリできちゃいます。
ネストされたデータをクエリできるのは、素敵だなと思います。
※2019/10/17現在、すべての PartiQL オペレーションをサポートしているわけでは無いらしいです。

おわりに

クロスリージョンレプリケーションはサポートされていないなど、
出始めのサービスなので、まだまだ成長段階かと思いますが、
ポテンシャルはめちゃくちゃ大きいような気がします。(=楽できる。 )