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EVMで出来高管理しよう

2015/07/16

PMBOKPMPを勉強された方なら聞いたことあると思います。

今回は「EVM」についてご紹介したいと思います。

EVMってなんでしょう?

ということは、ググって見てもらえればわかります(笑)

一言でいえば、プロジェクトの出来高を数値化して管理する手法のひとつ

で、おしまい!なのですが、実際よくわからんし導入したところで何になるの?

と悩まれている方も多いと思います。

正直、私も導入したことがない(ないのかいっ!)のですが、これを機に

導入を検討したいと思います。

まずは、EVMで重要な要素についてです。

BAC・・・プロジェクトの総予算

PV・・・出来高計画値(計画時点で見積もった予算コスト)

AC・・・出来高実績値(現時点までに完了した作業の実コスト)

EV・・・出来高実績値(現時点までに完成した作業の予算コスト)

があります。もっといろいろありますが、その他は慣れてきたら

考えてみたらよいと思います。

そして、EVMの具体例をごくごくシンプルに説明すると

総予算100万のプロジェクトを、機能A4人日、機能B6人日を1人で10人日かけて作業するとします。

(1人でやる分にはプロジェクトといわないかもしれませんが、、)

この場合、BACは総予算なので、100万です。また1日あたりの出来高は10万となります。(100万÷10人日)

このプロジェクトの5日経過時点で、成果が機能A100%、機能B0%でかつ、残業して

機能A完成に、60万使ってしまったとすると

PV=50万、AC=60万、EV=40万となります。

これの意味するところは、

「5日経過時点で、50万の出来高予定だったが、実際は40万分の作業しかできていないにも

かかわらず、60万のコストを使ってしまった。」

ということになります。図化すればもっとわかりやすくなります。

というわけで、EVMの全部を理解しようとせずに、

わかるところから徐々に導入していったらいいと思います。

もっとざっくりいってしまえば、EVMに関わらずステークホルダが納得するような

数値の見せ方を自分なりに工夫して示せれば、OKと考えてます。

平文でわかりにくかったかもしれません、、が

ぜひご参考までに。