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青色LED 〜ノーベル賞〜

2014/10/09

今月7日、青色発光ダイオード(LED)の発明に貢献された赤崎勇さん、天野浩さん、中村修二さんがノーベル物理学賞を受賞されました。おめでとうございます。青色LEDは私達の周りの多くの電化製品で応用され使われています。今回は青色LEDの発明がどのように応用されて使われているのか紹介したいと思います。

LED電球

青色LEDの発明の最大のポイントは、他の色のLEDと組み合わせることで白色のLEDを可能になったことです。

このため白く光る照明を作れるようになり、電球として普及しました。

LED電球は従来の電球と比べて、長寿命、低消費電力、低発熱なのが特徴ということで、すごいですね。

あと、電源を入れるとすぐ明かりがつきます。

体育館の照明なんかは、明るくなるのにすごい時間かかってましたよね。今もそうかな?

ティスプレイ

ディスプレイは液晶をバックライトで照らしています。

上でも書きましたが、青色LEDの発明以降白色LEDが作れるようになったので、LEDもバックライトに採用されるようになりました。

LEDは小型化に適していて、ノートPCやスマホとかの携帯電子機器によく使用されています。

僕が使っているMacBookAirのディスプレイもLEDバックライトです。

ブルーレイディスク

CDやDVDに比べて4倍以上の記憶容量を持つブルーレイディスク青色LEDの技術を応用することで開発されました。

CDやDVDのデータの読み書きに使われている赤色LEDより青色LEDの光は波長が短いので同じ面積のディスクでも青色LEDを用いたブルーレイではたくさんの情報を読み書きできるようになりました。

高速通信

詳しいことはよく分かりませんが、赤色より青色の光の方が周波数が高いので、光通信の速度が速いみたいです。

その他

他にも電光掲示板、信号機などにも使われています。

青色LEDの発明がもう少し早ければ、赤色LEDのみを使った任天堂バーチャルボーイもフルカラーだったかも。