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node.jsのインストール

2013/01/20

node.jsのインストール

node.jsのインストールはただ公式からソースを取ってきてインストールするだけですが、バージョンアップのサイクルがとても早い為、バージョン管理用のソフトも入れなければ管理的なコストが高くなってしまいます。

今回はnodebewを使ってnode.jsを管理、インストールしてみたいと思います。

nodebrew?

nodebrewはnodeのバージョン管理や環境を管理してくれます。

同一の事が行えるソフトはnvmやらいろいろありますが、nodebrewは以下の点がお気に入りです。

・シンプルでわかりやすい

perlで書かれてるので環境に依存しにくい

・管理者権限がいらない

・バージョンを簡単に切り替えられる

こちらで公開されています。

https://github.com/hokaccha/nodebrew

事前作業

opensslとかpythonのパッケージが必要なのであらかじめ入れておく。

あとcurlパッケージもあると便利なので入っていなければ入れておく。

nodebrewのインストール

node.jsを使用したいユーザーでログインして以下のコマンドでインストールできます。

[code]

curl https://raw.github.com/hokaccha/nodebrew/master/nodebrew | perl – setup

[/code]

これでインストールは完了。

ホームディレクトリに「.nodebrew」というディレクトリができています。

続いてインストールしたnodebrewにパスを通します。

.bashrc等に以下の記述を追加

[code]

vi ~/.bashrc

↓以下を追記

export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH

[/code]

編集が完了したら読み直し

[code]

source ~/.bashrc

[/code]

これでログインする度にnodebrewへのパスがとおるはずです。

nodebrewを使ってnode.jsのインストール

インストールは簡単で以下のようなコマンドで完了。

[code]

$ nodebrew install latest

[/code]

上記のコマンドだと最新のnode.jsがインストールされます。

続いてインストールされているnode.jsを一覧します。

(nodebrew install-binary だとバイナリが用意されてる場合バイナリインストールしてくれます。)

[code]

$ nodebrew list

v0.9.6

[/code]

インストールしたバージョンのnode.jsを使用します。

[code]

$ nodebrew use v0.9.6

[/code]

これだと毎回 nodebrew useって実行しないといけないので.bashrcは以下のように書き換えるといいかもしれません。

vi ~/.bashrc

[code]

source nodebrew

if -f ~/.nodebrew/nodebrew ; then

export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH

nodebrew use v0.9

fi

[/code]

nodebrew use v0.9という形で止めるとv0.9の最新のものを使用してくれるみたいで便利です。

サンプルでチャットプログラムを動かす

node-chat-demoというものが@ITで公開されていたので入れてみます。

http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1210/10/news115_2.html

https://github.com/coppieee/node-chat-demo

以下のように実行

[code]

git clone git://github.com/coppieee/node-chat-demo.git

cd node-chat-demo

npm update

[/code]

npmってのはnodeのパッケージ管理ツールらしくインストールしたらついてきます。

npm updateで今回のアプリに依存のあるパッケージをインストールしてくれます。

npmはそのまま実行すると実行したカレントにnode_moduleというディレクトリができて

パッケージが展開されるので、パスには注意して下さい。

依存パッケージのインストールが終わったら実行してみます

[code]

$ node app.js

info – socket.io started

Express server listening on port 3000

[/code]

なにやら3000番のポートで待ち受けますよ的なメッセージが出ます。

あとはブラウザからこのサーバーのポート3000へ接続したらチャットのデモが動いてるはずです。

その他便利だったnodebrewのコマンド

nodebrew helpでどんなオプションが用意されているか確認できます。

nodebrew ls-remoteでインストールできるnode.jsのバージョンを一覧できます。

[code]

$ nodebrew ls-remote

v0.0.1 v0.0.2 v0.0.3 v0.0.4 v0.0.5 v0.0.6

v0.1.0 v0.1.1 v0.1.2 v0.1.3 v0.1.4 v0.1.5 v0.1.6 v0.1.7

v0.1.8 v0.1.9 v0.1.10 v0.1.11 v0.1.12 v0.1.13 v0.1.14 v0.1.15

v0.1.16 v0.1.17 v0.1.18 v0.1.19 v0.1.20 v0.1.21 v0.1.22 v0.1.23

v0.1.24 v0.1.25 v0.1.26 v0.1.27 v0.1.28 v0.1.29 v0.1.30 v0.1.31

v0.1.32 v0.1.33 v0.1.90 v0.1.91 v0.1.92 v0.1.93 v0.1.94 v0.1.95

v0.1.96 v0.1.97 v0.1.98 v0.1.99 v0.1.100 v0.1.101 v0.1.102 v0.1.103

v0.1.104

v0.2.0 v0.2.1 v0.2.2 v0.2.3 v0.2.4 v0.2.5 v0.2.6

v0.3.0 v0.3.1 v0.3.2 v0.3.3 v0.3.4 v0.3.5 v0.3.6 v0.3.7

v0.3.8

v0.4.0 v0.4.1 v0.4.2 v0.4.3 v0.4.4 v0.4.5 v0.4.6 v0.4.7

v0.4.8 v0.4.9 v0.4.10 v0.4.11 v0.4.12

v0.5.0 v0.5.1 v0.5.2 v0.5.3 v0.5.4 v0.5.5 v0.5.6 v0.5.7

v0.5.8 v0.5.9 v0.5.10

v0.6.0 v0.6.1 v0.6.2 v0.6.3 v0.6.4 v0.6.5 v0.6.6 v0.6.7

v0.6.8 v0.6.9 v0.6.10 v0.6.11 v0.6.12 v0.6.13 v0.6.14 v0.6.15

v0.6.16 v0.6.17 v0.6.18 v0.6.19 v0.6.20 v0.6.21

v0.7.0 v0.7.1 v0.7.2 v0.7.3 v0.7.4 v0.7.5 v0.7.6 v0.7.7

v0.7.8 v0.7.9 v0.7.10 v0.7.11 v0.7.12

v0.8.0 v0.8.1 v0.8.2 v0.8.3 v0.8.4 v0.8.5 v0.8.6 v0.8.7

v0.8.8 v0.8.9 v0.8.10 v0.8.11 v0.8.12 v0.8.13 v0.8.14 v0.8.15

v0.8.16 v0.8.17 v0.8.18

v0.9.0 v0.9.1 v0.9.2 v0.9.3 v0.9.4 v0.9.5 v0.9.6 v0.9.7

[/code]